2015年05月02日

【BEARING TUNE】SC小船1000XH【TUNED!!】

こっとんです。

11SC小船1000XH 用に使えるかもと思って手配していたベアリングが届きました。
品物を見た瞬間思ったのは、「これ大きくて入らない」でした。

一応、リールを分解して確認しました。やっぱり入りません。

SC1000.png

この穴、直径 5.7mm くらいです。
ベアリングは、6mm です。ちょいと大きい。

その他の部分は、合いそうです。
もう、穴を広げるしかw

6mm のドリルの刃を手で持ち、手作業で穴を広げました。
穴の中心がズレたりするとリール自体がアウトになります。ドキドキしながら作業しました。

P1040949.JPG

ハマりました!
中心をズラさずに広げられました!
スプール回転は、軽くなったような気がします(差が良くわかりません・・・)。

と言う訳で、またノーマル状態で一度も使用しないうちにチューンしてしまいました・・・。
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2015年01月03日

チタノスタナトル小船GTの偏らない糸の巻き方

タナトル小船に、何もせずに糸を巻くと、スプールの端っこまで綺麗に巻けず糸に偏りが出ます。
これ、巻き方一つで綺麗に巻けるんです。
動画をどうぞ。(見るべきところは左手親指です。)



iOSデバイス用に URL です。
http://youtu.be/105xCvRZC9g


毎年恒例の例のアレの記事の取材は、明日行こうかな・・・。


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2014年08月10日

【プチ情報】チタノスタナトル小船GT1000のカウンタについて

こっとんです。

チタノスタナトル小船GT1000 のカウンタ部についてです。
ちゃくさんから、以下のようなメールがありました。

チタノスタナトルを入手したけれど、カウンタの歯車が割れていて1m 程度で止まってしまう。カウンタを入手する方法は無いですか?

チタノスタナトルのカウンタを入手する方法は、もうありません。
「方法なし」と回答しました。中古の部品取りをするしかない、と。

私も以前の記事で書いたように、歯車が割れていたことがありました。
今回も同じ歯車が割れていたとのこと。この部分の歯車は割れ易いのでしょうか?

ちょっと思い付いたことがありました。

以前、現行品の石鯛リールのカウンタを取り寄せました。タナトル小船のカウンタとは若干異なる部分があり、そのままは使えませんでした。なので、そのまま忘れていました。

2014-08-10 04.17.31.jpg

左が チタノスタナトル、右が 石鯛リールのカウンタです。
白い歯車部分や、金属のシャフトなどが異なります。

ですが、プラスチックのカウンタ部品は同一のもののようです。
今回もヒビが入った灰色のギアは、プラスチックの部品の一部です。

そして、プラスチックの部品と金属の部品はネジでとまっていますので、取り外しが可能です。

何が言いたいかと言うと、プラスチックの部分は取り替えが効くということです。

取り替えてみました。

2014-08-10 10.37.35.jpg
2014-08-10 10.41.29.jpg

そして、チタノスタナトルに組み込んでみました。

2014-08-10 10.47.12.jpg

正常に動作しているようです。


おまけです。
Shimano North America のカウンタ付きリール、TEKOTA のカウンタは、プラスチック部分も作りが異なります。

2014-08-10 10.52.01.jpg
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2013年10月12日

【カウンタ付リール】SHIMANO TEKOTA 600LC

えー、こっとんです。
8 月末に、Shimano North America 製のリール、TEKOTA 600LC を個人輸入しました。

P1030974.JPG

このリールに興味を持ったのは、現在では数少ない電池式でないカウンタ付きリールだからです。

P1030975.JPG

もちろん、「NS釣法に用いることが出来るかどうか」を確認することが命題です。

TEKOTA LC シリーズには、300、500、600、700、800 といろいろな大きさがありますが、私が 600 を選んだのは 20lbs TEST のライン即ち約5号が300m 程度巻けるからです。

さて、このリールですが、スペック上の問題と思われる点がありました。
それは、カウンタの数値がフィート単位であるという点です。

メートル単位に慣れている身にとってフィート単位をメートルに換算するのは面倒です。

よって、このリールで確認しなければならない点は、以下の2点でした。
1.NS釣法に用いる事ができる程度、スプール回転が軽快であるか?
2.フィートで算出されるラインカウントをメートル単位にすることができるか?

1 は、スプールを回してみなければなりません。
2 は、カウンタ部に使用されているギアなどの部品を取り替えれば何とかなるかも知れません。


さて、購入したリールが無事到着しましたので、早速スプールを回してみました。
結果、糸がフリーで出て行くには回転が重いことがわかりました。

では、どこの部分の回転が重いか確認です。
分解して確かめます。

右側カップ部の4つのネジを外します。

P1030976.JPG

そして、分解して中を見ます。
スプールに使用されているベアリングは、シールド無しのものでした。

P1030977.JPG

メンテナンスに手間が掛かりますが、回転は良いはずです。

右側カップのスプール軸受けに使用されているベアリングも、同様にシールド無しでした。
ベアリングには回転が重くなる要素は見受けられません。

P1030978.JPG

とすると、回転が重い原因として考えられるのは、「レベルワインド」部分か、「カウンタ」部分のどちらかとなります。

試しに、レベルワインドにつながるギアのうちの1つを外して回転を見てみました。
レベルワインドが切り離された状態になります。

結果、スプールは軽快に回ります。

つまり、レベルワインドが回転の重さの原因ということになります。

レベルワインドにつながるギアにはグリスが塗ってありましたので、これをオイルに改めました。
そして、レベルワインドそのものにも、オイルを挿してみました。

結果、7ft くらいは回転するようになりました。
NSで使えるか、微妙なラインです。
少なくとも、潮があまり流れていないときには使えないでしょう。

一応、糸を巻いて実釣してみる予定にしましょう。


さて、次はフィートのカウンタをメートルにできるか?です。
出来ることはあまり無いと思います。
考えたのは、SHIMANO JAPAN で作成しているリールの部品を流用し、取り替えることで、少しでもメートル算出に近づけられないかどうかです。

カウンタ部の実際の部品を見てみます。

P1030979.JPG

チタノスタナトル小船シリーズのカウンタと違う部分があります。
下の写真が、チタノスタナトル小船シリーズのカウンタです。

P1030980.JPG

まず、数字の色が違います。
日本製のものは夜光です。

そして、取り付け金具の形状が異なります。
さらに、ギア部分の形状も異なります。

取り付け金具の形状については、SHIMANO のホームページより、石鯛用のリールのカウンタと同じ形状ではないかと思われました。
ギア部分も石鯛リールと同じ可能性があります。

石鯛リールは現行品でパーツの取り寄せが可能です。
一つ、取り寄せてみることにしました。


さて、取り寄せて、組み込んでみました。
ところが、やはりカウンタのギアとスプール部分のギアの大きさが組み合いません。

石鯛リールのスプール部のギアも同時に取り寄せていますが、これを使用しても合わなさそうです。

スプール部のギアの大きさを何とかすればうまくいきそうなのですが、ギアの加工は無理です。

あと1〜2年もすれば、3Dプリンタが廉価になると思います。
そうすればギアの1つや2つ、簡単に作成できるハズですが、今、ギアを作成するのは無理です。

仕方ありません。
フィートをメートルにするのは諦めておきましょう。


・・・と言う訳で、実釣編に続きます。多分。
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2013年08月30日

NS小技集 その1

こっとんです。

NS釣法で釣る際の小技集です。
今回は、3点用意しています。

【アタリのかんたん判別法】
アタリかどうか判然としないがスプールが速く回転する場合、アタリの判別はリールと第一ガイドの間の糸の張りを見ます。

スクリーンショット 2013-08-30 1.06.23.png

アタリではなくて、糸が速く出ているだけの場合、リールとガイドの間の糸は一瞬ピンと張りますが、次の瞬間、緩みます。
これが、アタリの場合は、ピンと張った状態が続きます。
張った状態が続いたら、アタリと判断してサミングし、アワセます。

【スプール回転の調整】
NS仕掛けを流していると、ある程度の距離でスプール回転が速くなることがあります。
これは、流れの速い下潮に仕掛けが入り、仕掛けが流されている状態です。
そして、下潮近辺が鯛のタナであることが多いようです。

下潮に仕掛けが入ったら、スプールの回転は絞った方が良いです。
回転を絞ると、エサがゆっくりと流れ、アピール度が増すと考えられます。
絞る速度は、スルスルピタ。糸の出が一瞬止まる時があるくらい絞るのが良いようです。

【コマセの撒き方】
少量を、手首のスナップを少しだけ効かせて、バラけさせて撒くのが良いようです。
これをボートの前、中、後ろと、反対側の舷に行います。
つまり、広範囲にバラけさせます。

コマセの間隔は、青物が居る場合は長く開け、いない場合は30秒〜1分程度で。
量も調整します。


以上です。


↓NSが一番面白いですね。
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2013年05月01日

【NS釣法】NSに合ったリール探し 追加

えー、こっとんです。

安価なリールでNSができないか、試してみました。

RYOBI の、「カウントマスター船50」です。

P1030625.JPG

某ネットオークションで、中古品が 3,000円しないくらいで売られています。
サイズ50の他に、40、60、70もあるようです。

これに、ベアリングチューンを施します。

交換するベアリングは、NMB(ミネベア)製の、型番「DDL-1150ZZY04」×2個です。(Y04でないとダメです。)

ネット通販で1個 350円くらいです。
ネット通販のMONOTAROで購入できます。
送料 525円です。

今回、4/28の釣行で使用してみましたが、回転は良好です。

以下に、例によってまとめてみました。

カウントマスター船50
メーカー:RYOBI
糸巻き量:5号ー200m
参考価格:中古で3000円しない程度。
スプール回転:★★★★☆(改造後)
こっとんのおススメ度:★★★★☆(ドラグが弱点)
備 考:スプール回転は、タナトルに差を付ける意味で4点にしてあるが、改造後は非常に滑らか。レベルワインドはクラッチを切ると切り離される。電池を使用しないカウンタ。アタリの際は、カウンタのギアが回る音がするため、アタリ判定が楽。ドラグがあまり優秀ではなく、調整がやや難しい。スプール取り外しは、ネジ回しでネジを外す必要有り。

本体色がブルーのものとシルバーのものがあるようです。
多分、ベアリングが使用されていないもの(ブルー)と1個使用されているもの(シルバー)との違いだと思われるのですが、定かではありません。
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2013年04月23日

【残念ながら】チタノス小船シリーズ 修理不能/パーツ供給不可となりました

残念ながら、チタノス小船シリーズは、2013年から修理不能/パーツ供給不可モデルとなった模様です。

シマノさんのホームページに記載されています。

naturum パーツショップにも、HIT するものがありませんでした。

カウンタ部は、おそらく現行の石鯛リールと同じものが使用されていますので、流用可能と思われます。

私が知っているその他のパーツの規格は、以下のものがあります。
・ハンドルが抜けないように留めているEリングは、「E-3」
・メカニカルブレーキのキャップ部分から水分などの侵入を防ぐOリングは、「S-11.2」
・ベアリングは、「ないしょ」

P1020477.JPG
E-リング「E-3」(写真はステンレス製の「SE-3」)
ネット通販ですと、10枚で50円程度です。(SE-3 はもう少し高いです。)

P1030611.JPG
Oリング「S-11.2」(写真は「4DS-11.2」)
1個50円程度です。

P1030520.JPG
ベアリングは、ピンキリです。


壊れそうな部分は、カウンタ部くらいだと思います。
また、経年劣化するのは、Oリングくらいだと思います。
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2013年03月20日

【NS釣法】小物用のリールの改造

えー、こっとんです。

酔っぱらった勢いで、小物用のカウンタ付きリールを購入してしまいました(x_x)

メバルやアジ等のNSに使用できるのではないかと思います。

DAIWA(グローブライド)さんの、棚HUNTER GS MINI です。

P1030534.JPG

本体近影は以下。

P1030535.JPG

そして、これもベアリングチューンです!

有名な方法として、ミニ4駆用のベアリングを使用する方法があるので、そちらで試してみました。
下の写真がミニ4駆用のベアリングです。

P1030536.JPG

規格は簡単に分かるのですが、2個買うために送料が必要になるので、Prime 加入で送料が掛からない Amazon.co.jp から、リールと一緒に購入しました。


以下は、ベアリングの装着方法です。

リール本体のツマミネジを回し、ハンドル部分と、スプール、カウンタ部フレームに分けます。

ハンドル部に、黒いプラスチックのスペーサがありますので、マイナスドライバなどで取り外します。
外すと下の写真のようになります。

P1030537.JPG

空いた穴に、ベアリングを嵌めます。
嵌めたら、リール用のオイルを少量挿して下さい。

P1030538.JPG

次に、カウンタ部側ですが、同じ要領でマイナスドライバー等で外します。
外したら、出来た穴にベアリングを嵌めます。
こちらも、リール用のオイルを挿すのが一般的です。

ベアリングなし時に、6m に満たない位で回転が止まっていましたが、ベアリングを2つ嵌めると、9m 程度までは回転が持続しています・・・。
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【NS釣法】チタノスタナトル チューンアップ!その3(実釣編)&おまけ

えー、こっとんです。

ベアリング交換したタナトル小船GT1000 で釣りをしました。
結果、やはり潮が緩くても、糸が出ていってくれます。

ただし、糸が良く出るからといってどんどん糸を出すのは、おそらくよろしく無いのではないかと思っています。
あくまで、回転が軽いことにより、糸を出すスピードの調節幅が広がった、という事だと思います。
また、潮が緩いときでも糸が自然に出てくれるようになった、ということもあるでしょう。

今回の釣行では、糸をバンバン出して自然なエサの流れかたを演出したときにどうなるか?を試してみましたが、結果はあまり芳しくありませんでした。

やはり、糸の出るスピードは調節が必要ということになるでしょう。

次回は、もっと糸の出を絞ってやってみたいと思います。


【おまけ】
片シールドタイプのベアリングが届きました。
NSK製 です。

P1030533.JPG

片面しかシールドが無く、もう片面からは、内部のボールが見えています。

チタノスタナトル小船GT1000 に組み込んでみました。
(過去のベアリング実験を行った個体です。)

動画は撮っていないのですが、13,14m は当たり前。
最高 15m 回りました。

やはり、若干ですが回転性能が良いようです。

ただし、シールドが無いほうからは、海水やホコリ、砂などが入る可能性があるため、メンテは欠かせないことになります。

私はこのベアリングを日常的に使用しようと考えています。
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2013年03月17日

【NS釣法】チタノスタナトル チューンアップ!その2.5(検証編)

えー、こっとんです。

ベアリングの検証をしました。

NTN 製と、NSK 製と、NMB 製で性能比較です。
意外な結果になりました。

NTN 最高10m(途中で減衰する感じ)
NSK 最高11.5m
NMB 最高13m(前回の動画では14m程度)

精度の差は、NTN > NSK > NMB という情報がありましたが、あまりあてにならないと言っていいと思います。

シェア No.1 の NMB に軍配が上がりました。
精度が性能に直結するなら、NMB製が一番精度が良いことになります。

価格から言っても、NMB 製のものが一番コストパフォーマンスに優れています。

私が仕入れたものは NMB 製ですので、結果的に良かったと言えるでしょう。



そして、HEDGEHOG STUDIO の HP を見ていたら、片面シールドのベアリングがありました。
両面シールドのベアリングより回転性能が良いらしいです。

HEDGEHOG STUDIO のものは高価なので、片シールドのものを探し、販売しているところを発見しました。
発注しています。
後日、実験します。
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2013年03月16日

【NS釣法】チタノスタナトル チューンアップ!その2(換装編)

えー、こっとんです。

到着しましたよ、ベアリング。

P1030520.JPG

上の写真のものが、NMB 製のベアリングです。

前回、ご紹介したものと、素材の仕様が若干異なるようですが、多分良い方向へ変更されています。

ステンレス製です。
仕様変更に伴ってか、型番の刻印が無くなっています。

さて、これを組み込みます。
チタノスタナトルGT に使用されている、2個のベアリングと換装です。

まずは、1個目。
カウンタ側のキャップに装着されているベアリングを換装します。

下の写真のの部分にあるネジが、ベアリングを押さえているネジになりますので、ネジ回しで取ります。

NO001.jpeg

そして、隣にあるベアリングを外します。
これが、個体によって簡単に外れたり、嵌っていてなかなか外れなかったりするようです。

私は、細い六角レンチに、薄めの皮を被せ、ベアリングの真ん中の穴に挿して、そのまま上に引っ張ることを何度か繰り返して外しました。

なかなか外れない場合は、工夫して外す必要があります。

外れたら、新しいベアリングを嵌めます。
裏表はありません。

換装できたら、リール用のオイルを少量挿します。
ネジも忘れずにつけて下さい。

次に、2個目、ハンドル側のメカニカルブレーキに装着されているベアリングを換装します。

まず、下の写真のの、メカニカルブレーキのフタを回して取ります。
すると、ベアリングが現れます。

NO002.jpeg

現れたベアリングは、簡単に外せるはずです。
外して、新しいものと入れ換えます。
向きはありませんので、裏表どちらでもOKです。

NO003.jpeg

入れ換えたら、リール用のオイルを少量挿します。

メカニカルブレーキのフタをしめて、換装終了です。


換装前と換装後の回転の違いを動画でどうぞ。
(同じ個体で比較しています。)

【換装前】

7.5m くらい回っています。

【換装後】

どれぐらい回っているかは、動画でご確認ください。


補足(蛇足):
カウンタ側のベアリングが外れない場合、片軸(ハンドル側)のみ交換という方法もあります。
この場合のフリースプール回転距離ですが、おおよそ10mです。(上の動画と同一個体で実験済み)

一般に、ベアリングのメーカー別精度は、
(精度高) NTN > NSK > NMB (精度低)
と言われているようです。
価格も、精度に準じた価格となります。(NMB が一番安い)
今回、ステンレスのものが NMB の製品しか見つけられませんでしたので、NMB 製のものを仕入れていますが、NTN と NSK の SUJ2 鋼のものもサンプルとして1組ずつ取り寄せています。
これらも後ほど、評価する予定です。

回転の軽さと釣果は必ずしも一致しないと思われます。
回転が軽くなったからと言って、仕掛けをフリー状態でバンバン流し続けて釣れるか、というところは、実釣にて試行錯誤してみないと分からない部分だと思います。
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2013年03月12日

【NS釣法】チタノスタナトル チューンアップ!準備編

えー、こっとんです。

戯れに購入した チタノスタナトル小船GT1000 から、面白いことが分かりました。

この個体、ベアリングが2個とも換装されています。

つまり、タナトル小船は、
ベアリングチューンが可能
ということです。

換装されていたベアリングは、下の写真のものです。

GT1000BEARING.jpeg

いやらしく型番を隠してみました。
NMB(ミネベア)製の規格品ベアリングが使用されていました。

このベアリングを入手できれば、チューンアップ可能ということです!

早速、ネット検索です。
すぐに発見できました。

この手の工業品を個人向けにも販売してくれる有名サイトにありました。
即、注文です!

注文数は・・・
1台に付き2個必要で・・・
あと4台あって・・・
COZYさんにアフターサービスで差し上げる分と・・・
ぴー太郎さんに売りつける分と・・・
他の方々に高く売りつける分を数えると・・・

20個!
10台分!

よーし。注文!

到着が楽しみです!
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2013年03月10日

【2,720円】チタノスタナトル小船GT1000 中古

えー、こっとんです。

ベリーネットで、チタノスタナトル小船GT1000 が 2,720円で売られているのを発見してしまいました。

【ランク】B−
【状態】ゴリ感大 キズ・使用感大

この、「ゴリ感大」が気になりました。

一体、どこがどう悪くなればゴリ感が出るのだろうか?
自分の整備の腕で直せるだろうか?

ポチッとしてしまいました・・・。

そして、本日到着。
早速、ハンドルを回してみます。

確かに、回すとビビリ感がありますが、どうもハンドルの回転と同期している様子。
ギアやベアリングが原因では無さそうです。

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・・・本題に入る前に、このリールの特徴を挙げてみます。
まず、SHIMANO のロゴの隣に、S字マークが入っています。

P1030503.JPG

このマーク、有るものと無いものの2種類が存在します。
おそらく、製造時期の違いと思うのですが、もしかすると、アスベスト対策が取られているものとそうでないものの違いかも知れません。

そして、上記のマークはクラッチにもあります。

P1030504.JPG

また、このマークが入っているものは、ハンドルが違います。

P1030506.JPG

ハンドルの取手の側面に、黒い丸で樹脂のようなものが付いているのが、マーク付きのものです。

閑話休題
---------------------------------

ビビリ感はとりあえず置いておいて、分解整備します。
整備でビビリ感が取れるかも知れません。

ハンドル側のカップを外し、スプールとカウンタ側のカップに分離します。
カウンタ側は比較的綺麗です。
ベアリングにオイルを挿しておけば良さそうです。

P1030505.JPG

では、ハンドル側のカップを分解です。

まずは、ハンドルを取り、どんどん分解します。
かなりオイルが黒ずんでいます。

P1030507.JPG

そして、ギア部分が出ました。
オイル/グリスが黒くなってしまっています。

P1030508.JPG

メインギアをバラして、パーツクリーナーで清掃。
綺麗になりました。
(右上の部品にアスベストが使用されているのではないかと思います。)

P1030509.JPG

組み上げます。
汚れがだいぶなくなりました。

P1030510.JPG

全部組み上げました。
回転はスムーズになりましたが、ビビリ感は残っています。

ハンドル回転をチェック。
取手の部分を回転させるとビビリが出るようです。

まずは、取手の付け根にオイルを挿してみました。

まだビビリ感があります。

おそらく取手の付け根で間違い無いでしょう。
パーツクリーナーで、取手の付け根を清掃しました。

すると、ビビリ感が無くなりました!
念のためオイルを挿して、完了です。

もっと深刻な問題が生じているかと思っていましたが、たいしたことはありませんでした。


なぜか、スプール回転が非常に良いリールが出来上がりました。
これ、自分が持っている中で一番回るかも知れません。

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2013年02月24日

【NS釣法】NSに合ったリール探し(Rev.01-01)

えー、こっとんです。

NS普及委員として、NSに合ったリールをいろいろ探して来ました。

もう少し実釣してから発表しようとも思ったのですが、やはりチタノスタナトル小船GT1000 に匹敵するものは無いという結論だけは変わりそうにないので、現時点での成果を発表します。

NSに合ったリールを探した結果、現行の(廃盤になっていない)リールとしては、以下が及第点でした。

1.DAIWA ミリオネアICV300
2.TICA シースピリットSS558C(大きいリール)

価格的に 1 は高いですが、ドラグ性能などを考えると価格相応の良いリールです。中古品は、たまにべリーネットに美品が安く出ることがあります。元々が高いリールなので、安くしないと買い手がつかないのだと思われます。ミリオネアICV 以外の他のリールの中古割引率と比較すると、断然中古がお得です。
現行品なので、取扱説明書は100円か200円で取り寄せ可能ですが、糸巻き設定は、DAIWA さんのホームページにありますので、取扱説明書は無くても大丈夫です。工具(スパナ)は取り寄せた方が良いかも知れません。

2 は TICA のホームページ上のカタログにはありますが、メーカー欠品かも知れません。自重が500g超と、ちょっと重いですが、価格を考えると妥当な作りです。
スプールが簡単に取り外せます。メンテは楽ですが、替えスプールを入手できるか不明です。
10号−310mと大きなリールですので、残念ながら通常のNSには不向きです。大物狙い用ですね。


現行以外のリールについては、以下に現行も含めてまとめてみましたので、ご覧下さい。

【凡 例】
(No.)(リールの名称)
メーカー:(リールのメーカーです。)
糸巻き量:(号-m フロロカーボンの糸巻き量です。)
参考価格:(新品価格、中古価格の参考値です。)
スプール回転:(スプール回転の軽さを0〜5の6段階で評価しています。)
こっとんのおススメ度:(私が総合的に独断で判断したおススメ度を0〜5の6段階で評価しています。)
備 考:(その他の付随情報です。)


【タナカウンター付き】
1.チタノスタナトル小船GT1000
メーカー:SHIMANO
糸巻き量:5号-210m(カタログ値200m)
スプール回転:★★★★★
こっとんのおススメ度:★★★★★
参考価格:ネットオークションで、中古品が〜6,000円くらい。ベリーネットで本体のみランクBで4,000円しない程度。
備 考:スプール回転は非常に軽く、今まで試した中では随一。スプールが簡単に取り外せるので、釣行後のメンテが楽。アタリの高速回転時、ギアが回るジジジジという音がするため、アタリ判別が楽。電池を使用しないカウンタ。メーカー廃盤品。パーツはまだ取り寄せ可能(2013/2現在)。

2.チタノスタナトル小船GT500
メーカー:SHIMANO
糸巻き量:5号-120m程度(カタログ値100m)
スプール回転:★★★★★
こっとんのおススメ度:★★★★☆(糸巻き量が少ないことで−1)
参考価格:ネットオークションで、中古品が〜5,500円くらい。
備 考:スプール回転は非常に軽く、今まで試した中では項番1のGT1000に次ぐ軽さ。GT1000との回転の差については、HEPPOさんのブログに考察がある。スプールが簡単に取り外せるので、釣行後のメンテが楽。アタリの高速回転時、ギアが回るジジジジという音がするため、アタリ判別が楽。糸巻き量が少ないのが難。電池を使用しないカウンタ。メーカー廃盤品。パーツはまだ取り寄せ可能(2013/2現在)。

3.ミリオネアICV300
メーカー:DAIWA
糸巻き量:4号-210m
スプール回転:★★★★☆
こっとんのおススメ度:★★★★☆(価格と糸巻き量で−1)
参考価格:ベリーネットで中古の状態の良いものが30,000円前後。定価57,000円。
備 考:DAIWA の手巻きリールの最高峰。ドラグが非常に優秀。細糸でもドラグで大物が取れると思われる。クラッチを切ってもレベルワインドが切り離されないシンクロレベルワインドだが、回転は軽い。廃盤品ではなく、現行品(2013/2現在)。スプール取り外しは不可。カタログ上は5号−260m巻けることになっているが、そんなに巻けない。自重400g。

4.ハイパータナセンサー真鯛300
メーカー:DAIWA
糸巻き量:5号-180m程度
参考価格:ベリーネットで中古の状態の良いものが、13,000円程度。
スプール回転:★★★★★
こっとんのおススメ度:★★★★☆(アタリ判別で−1)
備 考:ドラグはかなり優秀な部類に入る。レベルワインドはクラッチを切ると切り離される。スプール形状の問題か、実釣するとスプール回転が早く、アタリの判別がやや難しい。スプール取り外しは不可。メーカー廃盤品。パーツはまだ取り寄せ可能(2013/2現在)。

5.シーライン石鯛X 50H(実釣未使用)
メーカー:DAIWA
糸巻き量:12号-310m
参考価格:ベリーネットで、キズ多く使用感有りのものが、7,200円程度。
スプール回転:★★★☆☆
こっとんのおススメ度:★★☆☆☆
備 考:ハンドルを回してもクラッチが戻らない仕様。手でクラッチを戻す必要がある。レベルワインドは無い。電池交換不可。NSで大物を狙うときに使えると思う。スプール取り外しは、簡単ではない。メーカー廃盤。パーツはまだ取り寄せ可能(2013/2現在)。

6.シースピリットSS558C(実釣未使用)
メーカー:TICA
糸巻き量:10号-310m
参考価格:ネット通販で新品が11,000円程度。ベリーネットで状態のあまり良くないものが3,600円程度。
スプール回転:★★★★☆
こっとんのおススメ度:★★★★☆
備 考:おそらく現行品だが、ネット上でも在庫している店舗が無い(2013/2現在)。もしかしたらメーカー欠品かも。スプールは簡単に取り外し可能。レベルワインドはシンクロ。電池を使用しないカウンタ。

7.シースピリットSS348R/C(実釣未使用)
メーカー:TICA
糸巻き量:5号-350m
参考価格:ネット通販で新品が11,000円程度。
スプール回転:★★★☆☆
こっとんのおススメ度:★★☆☆☆
備 考:購入したそのままでは、スプール回転が悪い。オイル/グリスをレベルワインドとカウンタのギアにさす必要がある。おそらく現行品だが、ネット上でも在庫している店舗が無い(2013/2現在)。もしかしたらメーカー欠品かも。スプールは簡単に取り外し可能。レベルワインドはシンクロ。電池を使用しないカウンタ。自重520g。5号が300m以上巻けるのは良い。

8.デジタナSLSカルカッタ3000(実釣未使用)
メーカー:SHIMANO
糸巻き量:6号-300m
参考価格:ベリーネットで中古のABランク程度のものが、15,500円程度。
スプール回転:★★★★☆
こっとんのおススメ度:★★★★☆
備 考:メーカー廃盤。パーツ取り寄せ不可。電池交換困難(メーカー対応不可)。自重545g。6号が300m巻けるのは良い。

番外.AMBASSADEUR 6500LC
メーカー:ABU
糸巻き量:5号-180m(うろ覚えです)
参考価格:個人輸入で、送料込み10,853円(US eBay)。
スプール回転:☆☆☆☆☆
こっとんのおススメ度:☆☆☆☆☆
備 考:電池を使用しないカウンタ。スプール回転が重過ぎ、NSには使えない。


【カウンター無し】
1.ラウル150R早技
メーカー:DAIWA
糸巻き量:3号-150m
参考価格:ベリーネットで中古の状態の良いものが10,000円程度。
スプール回転:★★★★★
こっとんのおススメ度:★★★★☆(アタリのとり辛さで−1)
備 考:現行品(2013/2現在)。スプールは簡単に取り外し可能。右巻き左巻き共にラインナップされている。潮が速い場合、回転を調整しないと糸が出過ぎるほどスプール回転が良い。スプール回転が速く、アタリが取り辛い。このリールの姉妹品のダイナスターも、スプール回転は非常に良い。

2.Orra 2500
メーカー:ABU
糸巻き量:3号-150m
参考価格:Amazon.co.jpで、新品が6,097円。
スプール回転:★★★★☆(スピニングにつき、糸の出は良い。)
こっとんのおススメ度:★☆☆☆☆
備 考:スピニングリール。現行品(2013/2現在)。糸(フロロフラッシュIII)を巻くと、スプールに平均的に巻き取れなかった。付属のスペーサーを入れても前が膨らむ。
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2013年02月22日

【講座】NS釣り講座@油壺 (Rev.01-00 正式版)

微修正した正式版をリリース致します。
前回のものに上書きしようかとも思ったのですが、比べてみたい方もいらっしゃるかと思い残しました。
あまり変わってはいませんが、ご参考にどうぞ。

2013/02/22 版
ー NSで、大物狙い ー

コマセ釣り講座に続いて、僭越ながら「NS釣り講座」を書いてみました。
コマセ釣りでは、「チャリコ釣り」でしたが、NS 釣りでは、いきなり大物が狙えます。
あなたにも、油壺で大物を釣るチャンスがあります!

なお、ここに記しているのは、執筆時点での私「こっとん」の釣り方です。
おそらく、もっと良い釣り方があると思います。
この講座の内容に囚われず、ご自分でいろいろ試されて、より良いフィッシングライフをお送り頂きたいと思います。

目次
1.準備
2.エサの選び方/装餌法
3.釣り方
4.潮が速いとき(ガン玉の打ち方)
5.その他


1.準備
道具立て
NS釣法の道具立ての一例をご紹介します。

竿
40号 1.7m 程度の船竿。または、30号 2.7m 程度の竿。いずれも、ガイドは少ない方が糸の出が良いでしょう。
ちなみに私の使用している竿は、アマノ釣具の レッドバロン 40−170 ですが、ガイドは15個ほど付いています。多めと言えます。もっと少ない方が良いと思います。
1.7m 程度の竿ですと、リールのスプールを押さえていても竿先に手が届くため、糸を出す際、素早く糸が出せます。
調子は、短竿の場合はおそらく先調子のほうが良いと思います。なぜなら、フッキング性能を考えたとき、胴が硬めのほうが良いからです。
長い竿の場合は、胴調子を使うようですが、私は長い竿を使用したことが無いので、理由は分かりません。

上記の通り、1.7m と言ったり2.7m と言ったりしているように、要は自分で使い易いと思ったらそれで良いということです。あまりこだわらなくても良いと思います。

リール
タナカウンター付き、メカニカルブレーキ付きで、スプールの回転がスムースなもの。
道糸5号〜6号が100m 以上巻けるものが好ましいでしょう。出来れば150m。
有名なリールが、SHIMANO 社製の チタノス タナトル 小船 GT500 または GT1000 ですが、これらは既に製造が中止されています。
入手するには、ネットオークションや中古釣具店などで探すしかないでしょう。

チタノス タナトル 小船 GT500、1000 以外にも、上記の条件に当てはまるリールはあるかと思います。
私の試したところだと、ミリオネアICV300、ハイパータナセンサー真鯛300 などが利用可能でした。

道糸
フロロ4号〜6号100m以上。
ナイロンサスペンドタイプでも可ですが、水を吸うので、乾かさないと変質しダメになります。
ナイロンは、水を一度吸わせないと潮なじみが悪いようです。始めて使用するナイロン糸は浮いてしまい、釣りになりません。
ただ、水を吸わせて乾かさないでおくと、変質してしまうようです。
フロロは水を吸わないので、長持ちです。
また、潮なじみが良く、沈下も早いです。

リールが チタノスタナトル小船 GT500、GT1000 の場合、5号が最もカウンタ表示が正確ですので、5号を巻くことをお勧めします。
もちろん、4号を巻いて糸の長さを稼ぐのもアリです。

ハリス
フロロ3号〜5号。
竿の長さ以下の仕掛けを作ると、取り込みが楽です。
道糸とハリスは直結するため、取り込み時に竿先より巻き込んでしまうと、急な引き込みがあっても糸を出せなくなります。
取り込み時には巻き込み過ぎに注意しましょう。

ハリ
マダイ針、チヌ針など、オキアミが付けられるハリなら何でも使えると思います。
私が使っているのは、PEマダイ の8号〜11号程度です。
9号、10号を標準的に使用しています。
多少、大きめのハリでOKです。
食わないときのみ、小さくします。
大きめの方が、針掛かりが良く、しかも外れにくいです。

ハリがオモリの役目もします。
重いハリと軽いハリを使い分けるか、一つのハリでガン玉等で調整するかはお好きな方を選択してみて下さい。

ガン玉
潮が速いときは、仕掛けにガン玉を打つのも一つの方法です。
重さは、B〜5B 程度(3B の出番が多いです。)を使っていますが、油壺以外では使うべき重さが異なると思います。

エサについて
付けエサはオキアミ、撒き餌にはアミコマセを使用します。
(神奈川県下では、一部地域を除いて、遊漁船におけるオキアミコマセの使用は禁止です。ボート釣りの場合はどうなのかは微妙なところですが、規則に準じておいた方が良いでしょう。)

私は、付けエサはオキアミブロックを買いその中から選んでいます。
アミコマセは、1日2kg 程度は必要です。1kg では足りないと思います。
また、海岸で砂を採取しておく必要があります。砂コマセを作るためです(後述)。

仕掛けについて
竿の長さまでのハリスに、枝スを出します。
枝ス同士の間隔は、1m くらいが良いでしょう。
ちなみに私の仕掛けは、全長1.7m、下針から1m のところに枝ス20cm 程度が1本出ています。
長い竿を使用すれば、もう1本枝スが出せますが、青物以外が枝スに食って来ることはあまり無く(ガン玉を打ったときは除く。後述)、「コマセ効果がある」程度に考えていた方が良いと思います。

道糸とハリスは、接続器具を使わずに直結します。
電車結びで十分です。

2.エサの選び方/装餌法
付けエサは、チャリコ爆釣講座に準じます。

肝心なのは、コマセです。
コマセはアミコマセを使用しますが、ご存知の通りオキアミとアミコマセでは、潮の流れによる拡散の性質が若干異なります。
端的に言って、海面から両者を流しても、分離してしまいます。
では、どうすれば良いか、と言うと、アミコマセに砂を混ぜます。
つまり、砂コマセを作ります。
混ぜる割合ですが、私が作っている砂コマセは、アミ2に対して砂1くらいです。
物の本によると、アミ1に対して砂1から2と書いてあります。
おそらく、潮の速さによって調整をしなければならないもので、ある程度の経験が必要なのではないかと思います。

私は、コマセと付けエサは、基本、同調しないものと思っています。
コマセが近くにあれば釣れるのではないかと考えています。
特にタイは、コマセに突っ込まない性質がありますので、同調しなくてもタイは釣れるのでは無いかと思っています。

3.釣り方
a) 準備
仕掛けの準備に入る前から、釣りは始まっています。
まず、ボートをアンカリングしたら、まずコマセを準備して一つまみ撒きます。
即ち、仕掛けを流す以前に魚を寄せます。
多少多めに撒いた方が良いと、物の本には書いてあります。
仕掛けを準備しつつ、30秒から1分ほどの間隔で、コマセを撒きます。
このときのコマセは、同じ地点に撒くのでなく、広範囲に撒いて良いのではないかと思っています。
例えば、ボートの舳先部分と、トモの部分と、左側と右側といったようにです。
仕掛けの準備が出来たら、付けエサを付けて仕掛けの投入です。

b) 仕掛けの投入
まず、投入する前に、コマセを連続して2〜3回撒きます。
そして、仕掛けを海面に出します。
竿を手に取って、糸を出します。仕掛けが沈み始めたら、またコマセを連続して2〜3回撒きます。
ただし、ソウダガツオなどの青物がうるさい場合は、仕掛け投入前後のコマセは無くします。

NSの仕掛けを流し始めるタナまで、糸をどんどんと出して仕掛けを沈めて行きます。
まずは、タナがどの辺りか分からないと思いますので、潮の速さを見極めてどの辺まで糸を出してよいか判断します・・・と書きたいところですが、見極めるのは困難です。
油壺では、水深16mほどでは、12m 程度から始めれば良いと思います。
ただし、真下に糸が入って行くような場合は、タナがもっと浅いこともありますので、念頭に入れておいて下さい。

c) コマセを撒く
仕掛けを沈めている最中にも、30秒から1分間隔くらいでコマセを撒きます。
また、流しの開始位置に到着し、流し始めてからも、適当な間隔でコマセを撒きます。

d) アタリを待つ
流しの開始位置に到着したら、仕掛けをゆっくり目に流し始めます。
スプールがスルスル、停止、スルスル、停止、と少しの停止を挟んで回転するようにメカニカルブレーキを調整します。

ただし、このスピードは、魚がスレていないとき用だと思います。
アタリにアワセて乗らなかったとき、次の流しは魚が警戒します。
そのときは、もっと早目に流した方が良いようです。
また、そういったときにはエサの食い込みが浅くなりますが、2尾がけにすると食い込みが良くなるケースが多いです。

ゆっくり目に流すのは、時間が掛かります。
なので、活性が高いときは早目に流して、タナを掴んだらゆっくり目に流すのも一つの戦略と思います。

また、停止が間に入ることが誘いになっています。
早目に流して、適当な間隔でスプールを止め、誘いとするといった流し方もできます。

流しつつ、アタリを待ちます。
アタリは、スプールが高速回転するのではっきり分かります。
アタリを待つときは、スプールがバックラッシュしないように、すぐにスプールを親指でサミングできる体勢で待ちます。

もちろんこのアタリを待つ間にも、コマセを撒きます。

e) アタリがあったら
アタリがあったら、素早くスプールをサミングします。
同時に、カウンタの数字を見て覚えます。
少し待って、竿先に重みが乗ったら、大きくアワセます。
短い竿の場合、竿を立てるのではなく、竿先だけでなくて竿尻も持ち上げる感覚でアワセるとアワセ損ねが少ないようです。

カウンタの数字がタナになります。
次回の流しはこの前後を集中的に狙います。
具体的には、3〜5m ほど手前まで糸を出し、そこから流し始めます。

f) やり取り
大きなタイが掛かると、はじめに走りますので、まずは耐えます。
走りが止まったら、ポンピングで寄せて来ます。
水面に近いところまで来るともう一度引きますので、また耐えて下さい。
糸がフロロだと、ナイロンほどではないものの伸びがありますので、ハリが外れることはあまりないと考えて、慌てずに寄せましょう。

g) 取り込み
魚が水面下まで来たら、タモを差し出して魚をそこに誘導します。
タモ取りが成功したら、油壺でボートを出せて、良い釣りができたことに感謝しましょう。
もちろん、「貸しボート油壺」の方々にも感謝です。

h) アタリが無かったら
適当な距離まで流して引き上げます。
だらだら流すのは、情報収集の観点から好ましくありません。
エサが無かったら、エサ取りのタナまで流れていますので、今後はもっと上まで流せば十分です。
エサが残っていたら、狙うタナはもっと先です。次回は回収した距離程度まで糸を出して沈め、さらに長い距離を流してみましょう。

ただし、フグがいる時は、上のほうのタナでエサが無くなります。
ハリが無くなって来るときはフグが居ますので、フグのタナをかわす意味でやや深めから流しを開始しましょう。
コマセは少なめにします。

i) 糸が出て行く速度について
仕掛けが出て行くに従って、糸に対する潮の抵抗が増え、仕掛けはだんだんと速く出ます。
例えば、私が使っている仕掛けの場合は、15m で糸が自然に出始め、22m で少し速くなります。
この状態が、潮に乗っている状態と考えられますが、速度は調整した方がよいのではないかと思います。
即ち、メカニカルブレーキは、潮への乗り方で調整する。
もし、何も調整せずに流してアタリが無い場合は、調整してみて下さい。

また、潮は、通常、3層に分かれると言われています。
上潮、中潮、底潮 の3層です。
底潮は流れが速くなったりします。
底潮に入ったら、速度が変わるので分かります。
今までの感触ですと、中潮と底潮の境目付近や、底潮まで流し込むとアタリがあることが多いのではないかと思います。(マダイの場合です。)
某 HP の記述ですと、底潮が重要で、底潮で食うことが多いとあります。
速さが変わったら、海中の潮目と考えて、頭の中で想像して流してみましょう。

4.潮が速いとき(ガン玉の打ち方)
潮が速く、仕掛けが横に流れて行ってしまうときは、ガン玉を打ちます。
ガン玉は、枝スの根元あたりに打つのが良いと思います。

ただし、ガン玉をこの位置に打つと、枝スの付けエサが一番下になり、仕掛けがくの字に折れた格好で流れて行くと思われます。
この場合、下になっている枝スに魚が食って来る確率が高くなります。

ガン玉を打つと、当然ながらコマセと沈下速度が変わります。
ところが、ガン玉の有る無しに関わらず、普通にコマセを撒いても釣れます。
本来なら、コマセも重くする必要があるのでしょうが、油壺は水深が浅いせいか、あまり関係がありません。

5.その他
a) コマセの撒き方考察
コマセは、付けエサを包むように流すのが良いと言われているようですが、実際、付けエサとコマセは同調していないと思われます。
なので、竿先に近い位置からコマセを撒くのは、あまり意味が無いかも知れません。
前回の動画では、竿先近辺からコマセを撒いているところしか映っていませんが、実際、他の流しでは、手元で撒いたり、もっと舳先(つまり背後)で撒いたりしています。
長い距離を流す場合は、このように「広範囲に撒く」ことも一つの戦略かと思います。

コマセが同調していないと考えるのには、もう一つ実験結果があります。
実験のため、ボートの上からオキアミを数匹、オキアミを付けた仕掛けと共に撒いてみました。
すると、仕掛けのオキアミは、明らかに、コマセのオキアミより速く沈んで行くのです。
当然と言えば当然です。ハリという金属が付いているのですから。
つまり、付けエサと同じコマセを用いても、同調はしていないということです。

b) 片天秤コマセ釣りとの関係
私はボートをアンカリングしたら、まず片天秤コマセ釣りから入って NS に移行することが多いです。
これは、片天秤で釣ってみて活性を見るのと、コマセを効かせて魚を寄せるためです。
釣り方としては、片天秤の方が時間が掛からず効率が良いので、片天秤で釣れるようならそのまま片天秤で釣ります。
そして片天秤で釣れなくなったときが、NS の本領発揮です。

c) 短竿と NS との相性
短竿だと、流し始めの距離まで糸を出す際に、素早く糸が出せます。
竿先に手が届くので、竿先の糸を持ち、竿先から糸を出す事が可能です。
詳細は、【動画解説】NSで真鯛52cm@油壺 をご覧下さい。

以上です。
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2013年01月12日

【NS釣法】まだまだ奥が深いようです。

NS釣法も、まだまだ奥が深いようです。

http://okitsuri.com/

このサイトの方がやっていることに比べたら、私のやっていることは児戯に等しいです。

私の釣りだと、水深がある釣り場や、2枚潮などに対応できません。

上記サイト、非常に勉強になります。

動画が2つあり、投入編を見ると、長い竿でも投入は素早くできることが分かります。

また、コマセの投入ですが、前、中、後ろと、私のやっている方法と同じような撒き方をしており、これがおそらくスタンダードなんだということが分かります。

誘いの掛け方が動画からはイマイチ良く分からないのですが、誘いのテクニックもスタンダードなものがありそうです。(水中ウキを使用しているので、それに合わせた誘いなのかも知れません。)

海中に煙草を投棄するのだけは何とかして欲しいですが・・・。

西日本のフカセ釣りについて、もっと勉強しなくてはなりません。
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2012年12月01日

【NS釣法】チタノスタナトル と ミリオネアICV のスプール回転

えー、こっとんです。

チタノスタナトル小船GT1000 と、ミリオネアICV300 のスプール回転がどれだけ滑らかなのか、差がどればけあるのかを、動画で見て下さい。

【ミリオネアICV300】


【チタノスタナトル小船GT1000】


ミリオネアICV300も、相当回転が滑らかだと思いますが、チタノスタナトルには敵わないようです。

ミリオネアICVもNSに使用できないか、試してみるつもりですが、今シーズンはもう終わりで、試す機会が無いかもしれません。
今、道糸を通販で購入中。
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2012年11月30日

【NS釣法】ABU AMBASSADEUR 6500LC は使えるか?

えー、こっとんです。
2012/11/25 の釣行で、NS釣法にABU のアンバサダー 6500LC を使おうとしました。

P1030264.JPG
P1030265.JPG

ところが、スプールの回転がスムースでなく、NS にはそのままでは使用できないことがわかりました。

そこで、帰ってきて分解しました。
遠心ブレーキのコマは外していたので、それ以外で回転が重くなっている部分を調査しました。

まず、クラッチを切ると、ドラグ周りは切り離されるので、ハンドルがある側のカップは関係ありません。

ということは、カウンタがある側のカップに問題があります。
問題はおそらく、カウンタの周りか、レベルワインドです。

カウンタ側のカップを外し、分解しました。

レベルワインドが怪しかったので、レベルワインドを調査しました。
ところが、これが結構軽く、スムースに回るんです。

ということは、カウンタ以外に考えられるところはありません。
カウンタにつながるギヤを、手で回してみました。

重い・・・。
ここが原因でした。

重いはずです。
ギヤが3つも使ってあります。

レベルワインドなら、チューン用のパーツが出ていますが、カウンタはこの型番のリール独特のものです。
パーツがあるとは考えられません。

やはり、このリールはNSには使えないようです・・・。


そして、他のリールが使えないか検討しました。
今のところ候補に挙がっているのは、ダイワさんのハイパータナセンサー真鯛300です。

これもカタログ落ちしていますが、現行機種であるハイパータナセンサーF も同様に使えるのではないかと考えています。
このハイパータナセンサー真鯛300が使えるかもしれないと考えた理由は以下の2点です。

・スプールの回転が軽い
・クラッチを切ったとき、レベルワインドが切り離されて、停止したまま糸が出て行く(チタノスタナトル小船と同じ)

早速、道糸を巻きました。フロロ5号が180〜190mくらい巻けたかと思います。

次回、このリールでチャレンジしてみます!
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2012年11月16日

【講座】NS釣り講座@油壺 (Rev.00-02 β版)

こちらはβ版です。
正式版もございます。併せてどうぞ。
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2012/11/17 版
ー NSで、大物狙い ー

コマセ釣り講座に続いて、僭越ながら「NS釣り講座」を書いてみました。
コマセ釣りでは、「チャリコ釣り」でしたが、NS 釣りでは、いきなり大物が狙えます。
あなたにも、油壺で大物を釣るチャンスがあります!

なお、ここに記しているのは、執筆時点での私「こっとん」の釣り方です。
おそらく、もっと良い釣り方があると思います。
この講座の内容に囚われず、ご自分でいろいろ試されて、より良いフィッシングライフをお送り頂きたいと思います。

目次
1.準備
2.エサの選び方/装餌法
3.釣り方
4.潮が速いとき(ガン玉の打ち方)
5.その他


1.準備
道具立て
NS釣法の道具立ての一例をご紹介します。

竿
40号 1.7m 程度の船竿。または、30号 2.7m 程度の竿。いずれも、ガイドは少ない方が糸の出が良いでしょう。
ちなみに私の使用している竿は、アマノ釣具の レッドバロン 40−170 ですが、ガイドは14個ほど付いています。多めと言えます。もっと少ない方が良いと思います。
1.7m 程度の竿ですと、リールのスプールを押さえていても竿先に手が届くため、糸を出す際、素早く糸が出せます。
調子はおそらく先調子のほうが良いと思います。なぜなら、フッキング性能を考えたとき、胴が硬めのほうが良いからです。

上記の通り、1.7m と言ったり2.7m と言ったりしているように、要は自分で使い易いと思ったらそれで良いということです。あまりこだわらなくても良いと思います。

リール
タナカウンター付き、メカニカルブレーキ付きで、スプールの回転がスムースなもの。
道糸5号〜6号が100m 以上巻けるものが好ましいでしょう。出来れば150m。
有名なリールが、SHIMANO 社製の チタノス タナトル 小船 GT500 または GT1000 ですが、これらは既に製造が中止されています。
入手するには、ネットオークションや中古釣具店などで探すしかないでしょう。

チタノス タナトル 小船 GT500、1000 以外にも、上記の条件に当てはまるリールはあるかと思います。(ABU のカウンタ付きリールを個人輸入中ですので、使用してレポートする予定です。)

道糸
フロロ5号〜6号100m以上。
ナイロンサスペンドタイプでも可ですが、しばらく使うと水を吸って変質し、ダメになります。
ナイロンは、水を一度吸わせないと潮なじみが悪いようです。始めて使用するナイロン糸は浮いてしまい、釣りになりません。
フロロは水を吸わないので、長持ちです。
また、潮なじみが良く、沈下も早いです。

リールが チタノスタナトル小船 GT500、GT1000 の場合、5号が最もカウンタ表示が正確ですので、5号を巻くことをお勧めします。

ハリス
フロロ3号〜5号。
竿の長さ以下の仕掛けを作ると、取り込みが楽です。
道糸とハリスは直結するため、取り込み時に竿先より巻き込んでしまうと、急な引き込みがあっても糸を出せなくなります。
取り込み時には巻き込み過ぎに注意しましょう。

ハリ
マダイ針、チヌ針など、オキアミが付けられるハリなら何でも使えると思います。
私が使っているのは、PEマダイ の8号〜11号程度です。
9号、10号を標準的に使用しています。
多少、大きめのハリでOKです。
食わないときのみ、小さくします。
大きめの方が、針掛かりが良く、しかも外れにくいです。

ハリがオモリの役目もします。
重いハリと軽いハリを使い分けるか、一つのハリでガン玉等で調整するかはお好きな方を選択してみて下さい。

ガン玉
潮が速いときは、仕掛けにガン玉を打つのも一つの方法です。
重さは、B〜5B 程度(3B の出番が多いです。)を使っていますが、油壺以外では使うべき重さが異なると思います。

エサについて
付けエサはオキアミ、撒き餌にはアミコマセを使用します。
(神奈川県下では、一部地域を除いて、遊漁船におけるオキアミコマセの使用は禁止です。ボート釣りの場合はどうなのかは微妙なところですが、規則に準じておいた方が良いでしょう。)

私は、付けエサはオキアミブロックを買いその中から選んでいます。
アミコマセは、1日2kg 程度は必要です。1kg では足りないと思います。
また、海岸で砂を採取しておく必要があります。砂コマセを作るためです(後述)。

仕掛けについて
竿の長さまでのハリスに、枝スを出します。
枝ス同士の間隔は、1m くらいが良いでしょう。
ちなみに私の仕掛けは、全長1.7m、下針から1m のところに枝ス20cm 程度が1本出ています。
長い竿を使用すれば、もう1本枝スが出せますが、青物以外が枝スに食って来ることはあまり無く(ガン玉を打ったときは除く。後述)、「コマセ効果がある」程度に考えていた方が良いと思います。

道糸とハリスは、接続器具を使わずに直結します。
電車結びで十分です。

2.エサの選び方/装餌法
付けエサは、チャリコ爆釣講座に準じます。

肝心なのは、コマセです。
コマセはアミコマセを使用しますが、ご存知の通りオキアミとアミコマセでは、潮の流れによる拡散の性質が若干異なります。
端的に言って、海面から両者を流しても、分離してしまいます。
では、どうすれば良いか、と言うと、アミコマセに砂を混ぜます。
つまり、砂コマセを作ります。
混ぜる割合ですが、私が作っている砂コマセは、アミ2に対して砂1くらいです。
物の本によると、アミ1に対して砂1から2と書いてあります。
おそらく、潮の速さによって調整をしなければならないもので、ある程度の経験が必要なのではないかと思います。

私は、コマセと付けエサは、基本、同調しないものと思っています。
コマセが近くにあれば釣れるのではないかと考えています。
特にタイは、コマセに突っ込まない性質がありますので、同調しなくてもタイは釣れるのでは無いかと思っています。
ですが、全く離れた位置にコマセがあっても釣れなくなるので、簡便なコマセの撒き方を考案してみました。

即ち、「砂コマセとコマセを両方つまんで一緒に撒く」方法です。

この方法ですと、軽いコマセから重い砂まで、上下に幅広いコマセが撒けます。

3.釣り方
a) 準備
仕掛けの準備に入る前から、釣りは始まっています。
まず、ボートをアンカリングしたら、まずコマセを準備して一つまみ撒きます。
即ち、仕掛けを流す以前に魚を寄せます。
多少多めに撒いた方が良いと、物の本には書いてあります。
仕掛けを準備しつつ、30秒から1分ほどの間隔で、コマセを撒きます。
このときのコマセは、同じ地点に撒くのでなく、広範囲に撒いて良いのではないかと思っています。
例えば、ボートの舳先部分と、トモの部分と、左側と右側といったようにです。
仕掛けの準備が出来たら、付けエサを付けて仕掛けの投入です。

b) 仕掛けの投入
まず、投入する前に、コマセを連続して2〜3回撒きます。
そして、仕掛けを海面に出します。
竿を手に取って、糸を出します。仕掛けが沈み始めたら、またコマセを連続して2〜3回撒きます。
ただし、ソウダガツオなどの青物がうるさい場合は、仕掛け投入前後のコマセは無くします。

NSの仕掛けを流し始めるタナまで、糸をどんどんと出して仕掛けを沈めて行きます。
まずは、タナがどの辺りか分からないと思いますので、潮の速さを見極めてどの辺まで糸を出してよいか判断します・・・と書きたいところですが、見極めるのは困難です。
油壺では、12m 程度から始めれば良いと思います。
ただし、真下に糸が入って行くような場合は、タナが8m くらいのこともありますので、念頭に入れておいて下さい。

c) コマセを撒く
仕掛けを沈めている最中にも、30秒から1分間隔くらいでコマセを撒きます。
また、流しの開始位置に到着し、流し始めてからも、適当な間隔でコマセを撒きます。

d) アタリを待つ
流しの開始位置に到着したら、仕掛けをゆっくり目に流し始めます。
スプールがスルスル、停止、スルスル、停止、と少しの停止を挟んで回転するようにメカニカルブレーキを調整します。

ただし、このスピードは、魚がスレていないとき用だと思います。
アタリにアワセて乗らなかったとき、次の流しは魚が警戒します。
そのときは、もっと早目に流した方が良いようです。
また、そういったときにはエサの食い込みが浅くなりますが、2尾がけにすると食い込みが良くなるケースが多いです。

流しつつ、アタリを待ちます。
アタリは、スプールが高速回転するのではっきり分かります。
アタリを待つときは、スプールがバックラッシュしないように、すぐにスプールを親指でサミングできる体勢で待ちます。

もちろんこのアタリを待つ間にも、コマセを撒きます。

e) アタリがあったら
アタリがあったら、素早くスプールをサミングします。
同時に、カウンタの数字をみて覚えます。
少し待って、竿先に重みが乗ったら、大きくアワセます。
短い竿の場合、竿を立てるのではなく、竿先だけでなくて竿尻も持ち上げる感覚でアワセるとアワセ損ねが少ないようです。

カウンタの数字がタナになります。
次回の流しはこの前後を集中的に狙います。
具体的には、3〜5m ほど手前まで糸を出し、そこから流し始めます。

f) やり取り
大きなタイが掛かると、はじめに走りますので、まずは耐えます。
走りが止まったら、ポンピングで寄せて来ます。
水面に近いところまで来るともう一度引きますので、また耐えて下さい。
糸がフロロだと、ナイロンほどではないものの伸びがありますので、ハリが外れることはあまりないと考えて、慌てずに寄せましょう。

g) 取り込み
魚が水面下まで来たら、タモを差し出して魚をそこに誘導します。
タモ取りが成功したら、油壺でボートを出せて、良い釣りができたことに感謝しましょう。
もちろん、「貸しボート油壺」の方々にも感謝です。

h) アタリが無かったら
適当な距離まで流して引き上げます。
だらだら流すのは、情報収集の観点から好ましくありません。
エサが無かったら、エサ取りのタナまで流れていますので、今後はもっと上まで流せば十分です。
エサが残っていたら、狙うタナはもっと先です。次回は回収した距離程度まで糸を出して沈め、さらに長い距離を流してみましょう。

ただし、フグがいる時は、上のほうのタナでエサが無くなります。
ハリが無くなって来るときはフグが居ますので、フグのタナをかわす意味でやや深めから流しを開始しましょう。
コマセは少なめにします。

i) 糸が出て行く速度について
仕掛けが出て行くに従って、糸に対する潮の抵抗が増え、仕掛けはだんだんと速く出ます。
例えば、私が使っている仕掛けの場合は、15m で糸が自然に出始め、22m で少し速くなり、35m 付近でさらに速くなります。
この、速くなってしまう速度は、調整した方がよいのではないかと思います。
即ち、メカニカルブレーキは、糸が出るに従って少しずつ締めて行く。
もし、何も調整せずに流してアタリが無い場合は、調整してみて下さい。

4.潮が速いとき(ガン玉の打ち方)
潮が速く、仕掛けが横に流れて行ってしまうときは、ガン玉を打ちます。
ガン玉は、枝スの根元あたりに打つのが良いと思います。

ただし、ガン玉をこの位置に打つと、枝スの付けエサが一番下になり、仕掛けがくの字に折れた格好で流れて行くと思われます。
この場合、下になっている枝スに魚が食って来る確率が高くなります。

ガン玉を打つと、当然ながらコマセと沈下速度が変わります。
ところが、ガン玉の有る無しに関わらず、普通にコマセを撒いても釣れます。
本来なら、コマセも重くする必要があるのでしょうが、油壺は水深が浅いせいか、あまり関係がありません。

5.その他
a) コマセの撒き方考察
コマセは、付けエサを包むように流すのが良いと言われているようですが、実際、付けエサとコマセは同調していないと思われます。
なので、竿先に近い位置からコマセを撒くのは、あまり意味が無いかも知れません。
前回の動画では、竿先近辺からコマセを撒いているところしか映っていませんが、実際、他の流しでは、手元で撒いたり、もっと舳先(つまり背後)で撒いたりしています。
長い距離を流す場合は、このように「広範囲に撒く」ことも一つの戦略かと思います。

コマセが同調していないと考えるのには、もう一つ実験結果があります。
実験のため、ボートの上からオキアミを数匹、オキアミを付けた仕掛けと共に撒いてみました。
すると、仕掛けのオキアミは、明らかに、コマセのオキアミより速く沈んで行くのです。
当然と言えば当然です。ハリという金属が付いているのですから。
つまり、付けエサと同じコマセを用いても、同調はしていないということです。

b) 片天秤コマセ釣りとの関係
私はボートをアンカリングしたら、まず片天秤コマセ釣りから入って NS に移行することが多いです。
これは、片天秤で釣ってみて活性を見るのと、コマセを効かせて魚を寄せるためです。
釣り方としては、片天秤の方が時間が掛からず効率が良いので、片天秤で釣れるようならそのまま片天秤で釣ります。
そして片天秤で釣れなくなったときが、NS の本領発揮です。

c) 短竿と NS との相性
短竿だと、流し始めの距離まで糸を出す際に、素早く糸が出せます。
竿先に手が届くので、竿先の糸を持ち、竿先から糸を出す事が可能です。
詳細は、【動画解説】NSで真鯛52cm@油壺 をご覧下さい。


とりあえず、β版です。
いろいろ改変するかも知れません。
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2012年11月13日

【動画解説】NSで真鯛52cm@油壺

えー、こっとんです。
動画の解説です。

まず、予備知識として、使用している道具と仕掛けの説明をします。

竿:40号 170cm の船竿
  (アマノ釣具 レッドバロン 40-170 )
リール:SHIMANO チタノスタナトル小船 GT1000
    道糸は、フロロ5号 210m
仕掛け:ハリス5号170cm エダス5号 20cm
    (共にフロロ)
    ハリ PEマダイ 9号
    ハリスと道糸は直結(電車結び)
エサ:付けエサは オキアミ(冷凍ブロック)
   撒き餌は、アミコマセ+海岸の砂(砂コマセ)

仕掛けのエダスは、先針から1mくらいの位置に付けます。
付けエサは、1尾掛けが基本ですが、2尾掛け、房掛けが効率的の場合もあります。




 (右の広告のために、動画が隠れます。)








問題の動画です。

【0:00〜0:24】
付けエサは既に海中です。付けエサを流す前に、コマセを2〜3回以上撒きます。
竿が短いので、竿先に手が届きます。
竿先の糸を持ち、糸を引き出します。
これを繰り返すことにより、流し始めの位置まで素早く仕掛けを沈めます。
もちろん、仕掛けを沈めるための糸出しの最中にも、コマセを撒きます。
レベルワインドは、なるべく真ん中へ寄せます。
【0:16、0:41、0:53、1:13、2:14】
コマセを適当な間隔で撒きます。30秒から1分程度の間隔が目安となるでしょう。
【1:02】
メカニカルブレーキの調整をしています。
糸がスルスルスルスルと間断なく出て行ってしまうのでは早過ぎると思っています。
スルスル、(停止)、スルスル、(停止)といった具合にゆっくりと出て行くのがアピールすると思っています。
【2:53】
アタリです。
アタリは、スプールが高速回転するのではっきり分かります。
すぐにサミングします。一般的には、竿先に重みが乗ったらアワセます。
または、アタリからほんの少し待ってアワセます。
今回は竿先に完全に重みが乗っていたので、即アワセしました。

そして、タイは走り出し、ドラグが効いて糸がどんどん出て行きます。
竿を立てて耐えます。
走りが止まったら、ファイト開始です!

相手の引きが無い時は、ポンピングでひたすら寄せます。
相手が引いた時は、静かに耐えます。
水面に近くなると、必ず抵抗があり、引き込みます。
その際は、あまり巻かずに耐えます。

【6:20】
水面下に魚影が見えました。
タモは、自分で掬いに行くのではなく、寄せて来て入れるという感覚で。
【6:32】
タモ入れ成功!
【7:18】
ハリはカンヌキに掛かっています。


研究課題として、コマセの撒き方をどうするのが最良なのか?と言う問題が残っています。
ガン玉の打ち方についても、考察中です。
砂コマセの砂との配合については、潮の速さとも関係してくると思われ、経験が必要と考えますが、一時しのぎ的なやり方を考案しました。
今後、NSの入門編をまとめる用意があり、そこでご紹介したいと思っています。
あと2回くらいは釣行しないと書けないかなと思っています。
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