2012年07月01日

これからはじめる「チャリコ爆釣」講座 改(Rev.01-06)

2012/07/12 改訂

ー これであなたも油壺マリンパーク下でチャリコ爆釣! ー

これからマダイ釣りを始めてみようと思っているあなたに送ります。
油壺マリンパーク下であなたにもチャリコが釣れるかも知れない講座です。一緒に赤い彗星シャア少佐を狙いましょう!(20cm以下は再放流サイズです。)

そして、マリンパーク下でチャリコが釣れるようになったら、定置網で大物狙いですね!

なお、私、こっとん の釣り方のご紹介ですので、もっと良いやり方があると思います。
みなさまご自身で適宜修正して行って欲しいと思います。

目次
1.マリンパーク下ポイント概略
2.準備
3.エサの選び方/装餌法
4.タナ取りのための基礎知識
5.タナ取り実践
6.タナが取れたら
7.タナが取れても釣れないとき
8.アタリがあったら
9.取り込み

1.マリンパーク下ポイント概略
ポイント.jpg
(C)Google,ZENRIN
私こっとんが、マリンパーク下のポイントと呼んでいるのは、おおよそ図の緑色に着色されたあたりを中心とした場所です。
一帯がポイントとなります。
これより北側は、岩礁帯となるため、メジナ や シマダイ のポイントとなります。(カワハギもいけます。)
風のない日限定ですが、これより沖(西)でも釣れます。

水深は、16m以深を狙って下さい。
それより浅いとマダイが居る確率がぐっと下がります。
GPS を見て色塗りした訳では無いので、かなり適当です。マリンパークの西側の 16m より深いところと考えて下さい。
(GPS のデータを見て色塗りしました。GPS のマップを出すと、あまりよろしくないと思いますので、また手書きです。今度は大体の位置が表わされています。かなり陸寄りということが分かっていただけるかと思います。一方向の山立てもできるのですが、それだとポイントに固執してしまう可能性もありますので、おおやけにはしません。個人的に釣り場でお会いした方にはお教えするかもしれません。一帯がポイントですので、あまりこだわらないでも釣れるはずです。)

2.準 備
道具立て
道具立ての一例をご紹介します。

竿:
2.7m程度のマダイ専用または胴調子竿(5:5調子が望ましいが、6:4、7:3でも可能。ただし、波っ気がある場合は食いが落ちる)。
硬さは、出来るだけ柔らかめが良いと思います。
マダイ専用竿でない場合は、背負うビシカゴの号数で硬さを決めて下さい。私はマダイ専用竿を使用する以前は、20号 2.7m の竿を使用していました。40号のビシカゴを背負わせていました。

私は今は、ムーチングロッドの 青龍竿 舞 270(I) を使用しています。
ショートロッドでも波の揺れに気を使えば大丈夫です。

リール:
タナカウンター付きの手巻きリール。PE4号が100m以上巻けるもの。
ドラグが優秀なものが望ましいです。
竿とのバランスを考えて選択して下さい。
例えば、マダイ竿に It's ICV 150 のような小型のリールだと、竿に装着したときに大きさがチグハグで違和感があります。

マダイ専用リールが良いですが、新品で購入するのは困難です。
ベリーネットやYahoo!オークションなどで購入のチャンスがあります。
私は、SHIMANO さんの '96 デジタナ SLS 真鯛Special 1000 を使用しています。
(これより前のデジタナ SLS は、電池の交換が困難ですが、'96 以降は電池が自分で簡単に交換できます。)

もちろん、ハイパータナコン ハイパータナセンサーなどの手動の船用リールで問題ありません。
ショートロッドの場合も、竿にあわせた大きさのリールを使って下さい。

道糸:
PE4号100m以上。
遊漁船と違い、オマツリがほとんどあり得ないので、PE3号でも可です。
1mごとにマーキングされているものを選んで下さい。
水深が浅いので、タナカウンターのみ見てタナ合わせしても問題ありませんが、他の釣り場で釣るときのためにマーキングされているものが良いです。

ハリス:
フロロカーボンの2.5号と2号があれば良いと思います。
私は、ピンクハリス(DAIWA の D-FRON 船ハリス 真鯛)を使用しています。
2.5号を通常使用して、2号は食い渋り時に使用するイメージです。
ただし、今後大物を狙う場合は、もっと太いものを使用して下さい。あくまでチャリコ主体の仕掛けです。

天秤:
長さ40cm以上の天秤。
天秤は、ハリスとビシカゴとの絡みを防ぐために重要です。
絡んでしまっていると、1回分 仕掛けを降した作業が無駄になってしまいます。しかも上げてみないと分からないので、長く待ったりしたときに絡んでいると精神的ショックは大きいです。
私は、「夢の天秤」というものを使用しています。少々値が張りますが、絡みは非常に少ないです。
上州屋とキャスティングに同じものの OEM 商品があり、少し安いです。(色違いです。)

ビシカゴ:
私は 40号のものを使用しています。
カゴには、アミコマセ用とオキアミ用がありますので、どちらを使うかで選択して下さい。
なお、油壺付近は、遊漁船においてはオキアミコマセ禁止になっています。
ボートの場合はどうなるのか微妙な部分ですが、アミコマセでもオキアミコマセでも大差ないです。
マキエの詰め方は、5割から8割程度を、ぎゅっと詰めたりしないで軽く入れるのがポイントです。

クッションゴム:
1.5mm 径か 1.75mm 径で 1m のものを使って下さい。
価格が高いものでなくても大丈夫です。
傷があったら取り替えます。長くても1シーズン(1年)で取り替えます。
(大物が居る場合で細ハリスを使わなければいけないようなとき、2本つないで使ったりも出来ますので、2本持っていると良いでしょう。)

ハリ:
マダイ針 9号程度と、8号程度があればまずは良いでしょう。
私は、「PEマダイ」の全部の大きさ(6-12号)を揃えていますが、11号以上はNSくらいにしか使いません。
大きい針のほうが針掛かりし易く、しかも外れにくいです。小さい針は食い渋り時用です。

ストップウォッチ:
リールにコマセタイマーが付いていない機種の場合は、防水のストップウォッチがあると良いです。
タナ取りの際に早めに仕掛けを上げることができますし、釣れた場合のパターン分析用に時間データを取得でき、役に立ちます。

タモ:
大物が来たときのためにタモ(玉網)はあった方がいいです。
柄の長さは、トラウト用のような短いものだと取り込みに苦労します。
1m くらいの柄があった方がいいでしょう。
網の直径は、40cm 以上あると安心です。

エサについて
エサは、撒き餌にアミコマセまたはオキアミ、付けエサにオキアミを使用します。
付けエサのオキアミは M または L サイズ。
私は、付けエサはオキアミブロックを買ってその中から選んでいます。

3.エサの選び方/装餌法
EsaErabikataTsukekata.jpg
え:こっとん

エサは、胴体の中身が抜け出たりしていず、しっかり詰まっているもの、目が2つあり生き生きしているものを選びます。
ヒゲが抜けたりせずちゃんと付いていて、ピンとしているものという条件を加える人もいます。

エサの付け方ですが、尻尾の羽根を取り、そこから針を差し込んで体がまっすぐになるように針を抜きます。
このとき、背中側の殻にそわせるように針を差し込んで行くときれいに刺せます。
なお、羽根の取り方ですが、ハサミで切る人もいれば、手でちぎる人もいます。
私はちぎっています。

1尾掛けが基本ですが、2尾抱き合わせに付けたりする方法もあります。

4.タナ取りのための基礎知識
ESAToriToTana.jpg
え:こっとん

タイを釣るためには、タナ取りが重要になって来ますが、そのタナのイメージを図にしました。
エサ取りもタイも、基本は底近くに居ます。
エサ(コマセ)があると、ある程度まで上がってエサを取ります。
ですが、エサ取りは小魚などですので、身の危険を感じる高さ以上には上がって来ません。

一方、タイは小魚ではありません。もっと上まで上がって来る事ができます。

この「上がってくる高さ」の違いを利用して、タイを釣り上げます。
すなわち、「エサ取りは来ないがタイが来るタナ」を発見して、そこにエサを持って行ってやれば良い訳です。
このタナは、通常、エサ取りが来る限界のタナの少し上です。
どれくらい上で大丈夫かは、場合によりけりですが、「出来る限りすぐ上」を狙うのが良いと思います。

次に、タナの高さの表し方です。
TanaPlusMinus.jpg
え:こっとん

ハリスが垂直に沈むと仮定して、針が海底にちょうど着く位置にタナ取りすることを、「ハリス分±0」と言います。
針が海底より上に来る場合を「ハリス分+」で表し、海底より下になる場合を「ハリス分−」で表します。
このとき、クッションゴムの長さはハリスの長さにプラスしたりはしません。

この他に、水面からビシカゴまでの距離でタナを表す方法もあります。
「ビシダナ7m」とか言います。
このブログで、一般的に使用しています。単に「7m」などと書いてあったら、それはビシダナです。

例として、水深17mでハリス10m、水面からのタナ取りがビシダナ7mの場合は、海底からのタナ取りはハリス分±0となります。

5.タナ取り実践
タナの取り方を解説します。
まず、潮の流れをみてハリス分「+」か「ー」か「±0」か決めたいところですが、それだと「これから始める」の趣旨に適いません。

まずは、「±0」から取ることにしましょう。

エサを付け、ビシカゴに5割から8割のコマセを入れたら、ビシを底まで沈めます。
これで、水深が分かります。

次に、ハリスの長さ分だけ巻き上げます。(ハリス長は 8m くらいがお勧めです。)
巻き上げる時、1.5m から 2m 間隔位で竿をあおってコマセを振り出します。

これで、±0の位置にビシを置くことができました。
タナにビシを置いた時から数えて、2分程度で仕掛けを引き上げます。
なぜなら、この位置はエサ取りがいるタナかどうかもまだ分からないからです。

引き上げて、エサがなかったら、目指すタナはもっと上です。今度は 1m 上にビシを置きます。
また早めに引き上げて、エサがなかったら、もう 1m 上です。
このとき、水深は判明しているので、また一番底にビシを沈める必要はありません。
底から2-3m まで沈めれば十分です。

同様に、エサがあったら、1m 下です。
また早目に引き上げて、エサがあったら、もう 1m 下。

これを何回か繰り返すと、エサが残るところとエサが取られるところの境界に行き当たります。
この付近が、目指すタナです。

50cm 単位で微調整しながら、エサが取られるところの上のタナを探して下さい。
首尾よく、1つ下でエサが取られる、その上のエサが残るタナが分かったら、そこで釣ります。
深さを良く覚えて下さい。

マリンパーク下では、経験上、下はハリス分 -5m くらいから、上はビシが水面下に見えるくらいまでがタナの可能性が高いです。

タナはその時々の場合によって変化します。
例えば、潮の流れの変化によって刻々とタナも変わります。
青物が回っていれば、小魚達は警戒してあまり上まで上がって来なくなります。タイがいる場合にもこの傾向があるときがあります。脅威となっていたタイが釣れていなくなると、タナが高くなったりします。

6.タナが取れたら
タナがとれたら、基本、エサを動かしたりしないで静かに待ちます。
波っ気があるときは、竿先が跳ねないように、手持ちで波に合わせて竿先が同じ位置にとどまるよう操作します。

また、時折、誘いを入れるのも効き目があるときがあります。
誘いは、竿先をゆっくり上まで持ち上げ、少し止めて、またゆっくりもとに戻します。

7.タナが取れても釣れないとき
タナが取れても釣れないときは、仕掛けの何かが気に入られないか、タイがいないなどが考えられます。

やるべき事は、仕掛けに手を入れるか、ポイント移動するかです。
仕掛けに手を入れるとは、具体的には「ハリスを細くする」「ハリスを長くする」「ハリスを短くする」「針のサイズを小さくする」などです。

マリンパーク下では、タイが居ればけっこうすぐに食って来ます。
5-6回仕掛けを降ろして食って来ないのは、何かに問題があると考え、仕掛けに手を入れるなりした方が良いです。
タイを狙おうという皆さんなら、もう分かっていることかと思います。釣りには「のんびり」というイメージがありますが、実際はのんびり釣って良い釣りはほとんどありません。
アタリが無かったら、何がいけないのかを常に想像し、状況を判断して、試行錯誤し情報を集め、対応していくという姿勢が必要です。また、そこが釣りの醍醐味でもあります。
自分が取った対応策がはまって釣れたときの爽快感/達成感は、たまらないものがあります。

8.アタリがあったら
アタリは明確に出ます。竿先が引き込まれます。
アワセは、竿先が十分引き込まれたら、しっかり竿を立てます。

中大型が掛かると、すごい勢いで走り出しますので、まずは耐えたりせずに糸を出してやるのが良いでしょう。
ですので、ドラグは緩めに設定しておくべきです。
ドラグを緩めにすると、竿を上げただけではアワセが効きません。親指でスプールを押さえてアワセを入れるようにしましょう。

9.取り込み
基本、相手が引いているときはリールを巻かないで、耐えるか糸を出すかします。
相手の引きが弱まったときを見計らって、巻いて寄せます。ポンピングでOKです。

ここで、相手が弱っていないのに次のステップへ強引に移るのはバラシの危険性があります。
ビシが海中にあって、相手の引き込みがある場合、タイはビシを背負って動くことになるので、だんだん疲れてきます。ある程度、相手に疲れが見え、引き込みが少なくなったら、引き寄せて次のステップに移ります。

引き寄せて来て、ビシが水面まで来たら、竿を立ててビシをつかみます。
ビシをつかみ、ハリス(またはクッションゴム)をつかんだら、ハリスをたぐって寄せてきますが、ハリスを手に巻き付けるようなことはやめましょう。
引き込みがあった場合に、糸を送り込むことができなくなります。
あくまで、ハリスを「つかんで」寄せて来ます。

もし大型が掛かり、引き込みがあったら、ハリスを送ることはもちろんですが、ビシをもう一度海の中へ入れる覚悟と準備も必要かもしれません。

姿が見え、水面まで出たら、タモ入れです。
タモの網の部分の1/2程度を水中に入れます。
タモに頭から誘導するようにし、頭からすくいます。

やりました!
ミッション・コンプリート!


次は、定置網で大物を狙いましょう!
(シャアカラーのピンクがかった赤にしてみました。)


・・・その前に、同じタナを狙ってもう一回仕掛けを降ろすのを忘れずに!


※ここに挙げた釣り方は、あくまで一例に過ぎません。

例えば、ここではビーズの使い方には触れていませんし、釣れないときの対処についても、具体的に「こういったときどうする」とは書いていません。
あくまでイントロダクションであるとお考え下さい。

例えば、タケちゃんさんがご自身のブログでおっしゃっているように、「エビが跳ねるように動かさないと食って来ない」などは、上記の「静かにアタリを待つ」と矛盾します。ですが、有効な場合があるんです。
釣りに絶対はありません。

例えば、タナがある程度つかめたら、50cm 間隔で微調整と書いていますが、もっと細かく調整したらどうなるでしょう? また、タナ取りを 1m 間隔でなく 2m 間隔でおこなったら?
コマセの撒き方もいろいろ考えられますよね?
ビシカゴを沈める深さはどこまでが妥当なんでしょう?
サバが居る時、サバを釣らずにタイを釣る方法ってあると思いますか?

いろいろ試して、自分の釣りに幅を持たせて行って欲しいと思います。

----------------------------
足りない所は順次アップデートしていきます。
また、分からない部分はコメント頂けると嬉しいです。

こっとん


ボート釣りへGO!
posted by こっとん | Comment(4) | TrackBack(0) | ボート釣り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コットンさん
6/30の釣行の際は、
真鯛釣りの極意を伝授(私の腕でどこまで実践ができるかは別です、、、)していただき有難うございます。
この記事も大変参考になります。
コピーして自分のブログの控えに保存しておきます

アクセサリも頂きまして有難うございます。
早速CAPにつけました。

また油壺でお会いした際もどうぞ宜しくお願いします!
Posted by FishRange at 2012年07月07日 10:59
FishRangeさん、コメントありがとうございます!
その節はありがとうございました。
私も釣りについて語れるほどの腕前ではありませんが、考えていることを文章として纏めてみたつもりです。

書く気になったきっかけは、FishRangeさんにいろいろ尋ねられたから、じゃあまとめてお伝えしようと考えたこと(と、HEPPOさんに油壺でまずはチャリコを釣って頂きたくて釣り方のご参考に)なので、書いた目的は達成していると思っています。

消すと言っても、非公開にするだけなので、いつでもご要望があれば公開できるようにはしておきます。

こちらこそ、またお会いした際もよろしくお願いします!
Posted by ブログオーナー at 2012年07月07日 11:56
こっとんさん

以前から釣行記を参考に油壺での釣り方を勉強させていただいていましたが、この記事は内容が集約されており素晴らしいです!!!

自分のブログから、記事をリンクしたのですが、もし問題あるようでしたら修正します。
http://tokyowanturi.blog36.fc2.com/blog-entry-156.html

宜しくお願いします。
Posted by kagoturi at 2012年07月11日 00:23
kagoturiさん、こんばんは!
ちょうどコメントが入れ違いになってしまいました。
このコメントを頂いている間に、kagotusiさんのブログを拝見して、そちらにコメントさせて頂いていました。

記事のリンクありがとうございます。
たいへん光栄で嬉しいです!
Posted by ブログオーナー at 2012年07月11日 02:00
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